アズマナント（1985年生、母ケイスパーコ）

経歴

デビュー前

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月29日、デビュー戦は寺島祐治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、4着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

4月24日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5月22日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で寺島祐治騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたスイングスキー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で寺島祐治騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトーアエスペランサに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で寺島祐治騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクリバロンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で寺島祐治騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、サンリバナッシュに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で寺島祐治騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で寺島祐治騎手（10戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルタカプリティーに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月20日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1600m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で寺島祐治騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で寺島祐治騎手（12戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（1989年）

2月18日、中9週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で寺島祐治騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で寺島祐治騎手（14戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で寺島祐治騎手（15戦1勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた17戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は寺島祐治騎手（16戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上400万下（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（17戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で寺島祐治騎手（18戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で寺島祐治騎手（19戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で寺島祐治騎手（20戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。