イントゥザブルー（2009年生、母ビッグテンビー）

イントゥザブルー（2009年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海の中」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時14歳）と交配したビッグテンビーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝2着2回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

9月3日、デビュー戦は柴原央明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったジャーエスペランサに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3歳（2012年）

4月21日、約7か月半の休養明けで迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のハナズルナピエナに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ケイアイユニコーンに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の相馬特別（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

4歳（2013年）

5月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

5歳（2014年）

1月18日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

3月21日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

5月11日、中6週で迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、おうし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた11戦目は、夏木立特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

7月10日、中5週で迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、花氷特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、立秋特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。