マイスターヴェルク（2022年生、母マスターワーク）

Meisterwerk

2022.04.20

マイスターヴェルク（2022年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「傑作(独)。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のドレフォン（当時9歳）と交配したマスターワークが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。2025年のフェアリーステークス(牝G3)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月8日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月26日、中6週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のルパヴィヨンに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2025年）

1月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、T.マーカンド騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入った。

4月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。最後はタレてしまい18着に終わった。

6月28日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のエイシンジェンマに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月7日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G2の紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から26kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの五色沼特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。