マルヨトウショウ（1990年生、母タデモンロー）

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

5月29日、デビュー戦は千田輝彦騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月10日、中5週で迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4歳（1994年）

5月7日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた4戦目は、4歳以上500万下のニセコ特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

8月20日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月20日、中9週で迎えた10戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月11日、中2週で迎えた11戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウをアタマ差制して2勝目を収める

5歳（1995年）

1月2日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

1月16日、中1週で迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチハクリュウに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトニングベルからクビ差の2着に甘んじた。