サムソンセンプー（1991年生、母オキノカオリ）

経歴

デビュー前

3歳（1994年）

4月2日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のエイシンルイジアナに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

5月28日、中2週で迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

4歳（1995年）

1月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下の北方特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた10戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ナモンシーザーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

4月29日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。