ナイキルーラー（1994年生、母グレートエンプレス）

ナイキルーラー（1994年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時5歳）と交配したグレートエンプレスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、地方19戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年のりょうけん座特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1997年）

8月15日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフリートレモンから3馬身差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンゴッドから3馬身差の2着となった。

9月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスティーナーミーからクビ差の2着に甘んじた。

10月28日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイカリテスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1998年）

4月13日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のグレイティストワンを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

5月12日、中3週で迎えた8戦目は、練馬区特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスケイチーターに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサンセットグローに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月21日、中2週で迎えた10戦目は、いるか座特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、リアダンディーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月10日、中2週で迎えた11戦目は、海王星特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5歳（1999年）

1月18日、約6か月半の休み明けで迎えた12戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

2月25日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャイニイガールをアタマ差振り切って4勝目を収める

5月9日、中3週で迎えた16戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月31日、中2週で迎えた17戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るコズミックガールをクビ差だけ差し切って5勝目をつかんだ。

6月10日、中0週で迎えた18戦目は、パール賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、ポインタース賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。