バイオレントブルー（2005年生、母バイオレントムーヴ）

バイオレントブルー（2005年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「激情的な、強い＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のデザートキング（当時11歳）と交配したバイオレントムーヴが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

5月17日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のフェイドレスシーンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月12日、中7週で迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2009年）

8月15日、約13か月半の休養明けで迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

5歳（2010年）

2月20日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

6月12日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦1勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた6戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、あじめ峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。