ザセンチュリー（2022年生、母シティウェルズ）

The Century

2022.03.19

ザセンチュリー（2022年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世紀」。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時19歳）と交配したシティウェルズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田牧場。主な勝ち鞍は2025年の魚梁瀬杉特別。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

2月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた3戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

7月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマシェリアムールに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のリケアマキアートをアタマ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

8月3日、中2週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

10月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた7戦目は、3歳オープンのロータスクラウン賞（佐賀ダート1860m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。