ダイナミックゴール（2002年生、母マルケッタ）

ダイナミックゴール（2002年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名（豪快な）＋決勝線」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時12歳）と交配したマルケッタが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三枝牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害13戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、三枝牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月12日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

2月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 小雨）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジタカローズに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中3週で迎えた13戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で難波剛健騎手（7戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（2006年）

1月14日、中2週で迎えた19戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3190m 雨）に出走。鞍上は難波剛健騎手（8戦1勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月5日、約7か月の休養明けで迎えた20戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石山繁騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、J・G3の阪神ジャンプステークス（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。