サカイヤガーネット（1997年生、母アオイパレー）

サカイヤガーネット（1997年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレイズ（当時9歳）と交配したアオイパレーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）競優牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害15戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3歳（2000年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

1月23日、中1週で迎えた4戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

2月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月9日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神芝2500m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は武英智騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月11日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（5戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の秋桜特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた13戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/良）に出走。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月3日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で藤井正輝騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で藤井正輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた20戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた21戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は高田潤騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた23戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のギフテッドクラウンに約16馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた24戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（2002年）

1月26日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた26戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は出津孝一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。