ブライティアカーサ（2007年生、母ヒガシルージュ）

ブライティアカーサ（2007年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋家（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時8歳）と交配したヒガシルージュが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大沢育成牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方30戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月13日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

3歳（2010年）

2月13日、中8週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた3戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月28日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルナドリームに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

6月19日、中9週で迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた7戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

12月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、菊正宗特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、宝塚特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた14戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、レッドアメリカンにクビ差交わされて2着となった。

3月30日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったヤマトロードを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、しゃくなげ賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、リフレッシュパーク市川特別（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、ひなげし賞（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた22戦目は、なつつばき賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミラーフジコを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のバブルケットに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

9月23日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（10戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた28戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた30戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5歳（2012年）

1月17日、中7週で迎えた31戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬沢宙騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタモリンカーンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

4月11日、中4週で迎えた35戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は瀬沢宙騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた37戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。