コンバツトボーイ（1981年生、母ウメゴロモ）

コンバツトボーイ（1981年3月24日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のボールドコンバタント（当時18歳）と交配したウメゴロモが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤本福井。戦績は、中央平地22戦0勝2着1回、地方46戦12勝2着11回。1986年の関門橋ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

5歳（1986年）

3月9日、関門橋ステークス（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は高橋隆騎手。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月30日、G2のサンケイ大阪杯（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は南井克巳騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

4月20日、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都芝1400m 外回り曇/重）に出走。鞍上は田島信行騎手。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

5月11日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手。17頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

6月8日、ハンデG3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月22日、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

7月6日、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田島信行騎手。21頭立ての19番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、19番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。

8月3日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島信行騎手。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月24日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で田島信行騎手。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月6日、4歳以上1400万下の野分ステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田島信行騎手。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

9月21日、甲東ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6歳（1987年）

5月17日、5歳以上1400万下の上賀茂特別（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月31日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月13日、5歳以上1400万下の水無月ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

6月27日、5歳以上1400万下のテレビ愛知賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

7月11日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田国夫騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、キーストンコールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月9日、G3の北九州記念（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田国夫騎手。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月16日、ハンデ戦でオープンの北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で内田国夫騎手。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

8月30日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で内田国夫騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月12日、4歳以上1400万下の元町ステークス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で内田国夫騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

10月3日、ハンデ戦で4歳以上1400万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で内田国夫騎手。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

10月25日、4歳以上1400万下の貴船特別（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で内田国夫騎手。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

11月29日、笠松大賞典（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマーブルウインターに1馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

12月13日、ウインター争覇（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワカオライデンから4馬身差の2着となった。

12月30日、東海ゴールドカップ（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（1988年）

1月15日、新春クラウン（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月27日、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイゴシンプーから1馬身差の2着となった。

2月10日、白銀ハンデ（笠松ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月24日、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月6日、東海大賞典（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浜口楠彦騎手。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月27日、スプリング争覇（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で浜口楠彦騎手。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。