サンレイギャラント（2006年生、母サンレイキセキ）

サンレイギャラント（2006年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時10歳）と交配したサンレイキセキが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の能登機具岩特別(一般C4一)。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

2月22日、デビュー戦は難波剛健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は538kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に敗れた。

12月6日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から46kg減らして迎えた2戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C4七（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた3戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2010年）

4月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のエイシンイチバンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月18日、中1週で迎えた5戦目は、犀川特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、マイパンプキンに交わされて3馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた6戦目は、九十九湾特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、テンエイルンルンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月30日、中3週で迎えた7戦目は、能登機具岩特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシャインジュエリーを自慢の末脚でクビ差だけ差し切って優勝

6月27日、中3週で迎えた8戦目は、白山林道片道無料キャンペーン杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。