ホワイトビーチ（2021年生、母ハミングライフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、梅田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、埼玉県馬主会ライフエンタープライズによって1,595万円で落札された。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

10月9日、中4週で迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3歳（2024年）

2月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

2月18日、中0週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったグレイトクラウンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月25日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3月2日、連闘で迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたウォータープイプイ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月11日、中9週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。最後は、2着のサルヴィアーノに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。