ブランドオペラ（1991年生、母ニシノキヤツシー）

経歴

デビュー前

2歳（1993年）

12月11日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のブランドナイトに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1994年）

1月15日、中4週で迎えた2戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったスズグレードにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

9月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の富里特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコネクションロッドを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

10月22日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線に入ると、前で粘るダッシュアワーを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。