レヴァンテシチー（2022年生、母Beverage Queen）

レヴァンテシチー（2022年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地中海西部に吹く東風+冠名。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したBeverage Queenが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野坂牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

4月26日、デビュー戦は田山旺佑騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田山旺佑騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジーティートゥルーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月12日、中7週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田山旺佑騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

11月9日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 雨/重）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたブルーワール決め手に屈してハナ差の2着となった。

11月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。