ヒデノブルースカイ（2022年生、母ブロンシェダーム）

Hideno Blue Sky

2022.04.02

ヒデノブルースカイ（2022年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+青空」。毛色は鹿毛。種牡馬のナダル（当時5歳）と交配したブロンシェダームが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はヒサイファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヒサイファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、大石秀夫によって1,705万円で落札された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月8日、デビュー戦は高杉吏麒騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のワイルドゴーアに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月16日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスの秋明菊賞（京都芝1400m 外回り 小雨/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラスのさざんか賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3歳（2025年）

4月20日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

10月19日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

11月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。