マイネルフィールド（1991年生、母ビユーテイスタン）

マイネルフィールド（1991年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンフイールド（当時12歳）と交配したビユーテイスタンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着3回、中央障害4戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

12月5日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3歳（1994年）

1月29日、中5週で迎えた3戦目は、本間忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタカサゴカツヒメに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月1日、中6週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミナモトソブリンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月8日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたレイディシンザン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月14日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のハギノハヤブサに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月25日、中5週で迎えた11戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウドラゴンに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦1勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1995年）

2月5日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。