ラブポップス（2002年生、母ポップス）

ラブポップス（2002年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「愛のポップス」。毛色は鹿毛。種牡馬のエルコンドルパサー（当時7歳）と交配したポップスが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の一般C3。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

6月11日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた7戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2006年）

1月2日、中0週で迎えた10戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモリノトップガンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシノイマジンに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月25日、中9週で迎えた12戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉淳志騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンシングエルザを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉淳志騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウホクダンディーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。