コスモセレクト（2007年生、母ラブリートリート）

コスモセレクト（2007年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルセレクト（当時8歳）と交配したラブリートリートが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2010年のフェルカド特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、若林武雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、若林武雄から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月16日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

10月18日、中8週で迎えた2戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

3歳（2010年）

5月22日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

6月9日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のニジを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

7月14日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ文月賞（大井ダート1200m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

11月25日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着を確保した。

4歳（2011年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた8戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したタピルージュに半馬身届かず2着となった。

6月25日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

9月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

5歳（2012年）

1月22日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。