ムチャチャボニータ（1999年生、母トキオクラフティー）

ムチャチャボニータ（1999年2月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時12歳）と交配したトキオクラフティーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

8月11日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2002年）

6月30日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

12月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた5戦目は、安楽成秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリャマーダを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安楽成秀騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安楽成秀騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブンブクミッチャンを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安楽成秀騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーセンウインディ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカナハラサプリームに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月16日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は安楽成秀騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブループロミネンスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安楽成秀騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリムソンスターに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月14日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウインドジャマーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月5日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に敗れた。