ファムエレガンテ（2022年生、母Twirling Owen）

Femme Elegante

2022.03.06

ファムエレガンテ（2022年3月6日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性(仏)+優雅な(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のTiz the Law（当時5歳）と交配したTwirling Owenが2023歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中村直也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

2月2日、デビュー戦は斎藤新騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/重）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての3番人気に推されて18番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のベルトネに7馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

7月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のフィドルファドルを3/4馬身振り切って2勝目を収める

7月13日、連闘で迎えた4戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの雲仙特別（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、アマルナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

10月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの妙高特別（新潟ダート1200m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のザウリに1馬身3/4の差をつけて優勝

11月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、伸びてきたメイショウカゼマチ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。