メルシーナイト（2003年生、母タイキナイナー）

メルシーナイト（2003年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋騎士」。毛色は栗毛。種牡馬のブロッコ（当時12歳）と交配したタイキナイナーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）近藤牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の一般C33。

経歴

デビュー前

1歳のとき、近藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井康郎によって525万円で落札された。

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

9月24日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

11月13日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた5戦目は、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C34（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2007年）

1月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般C33（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマチョマルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた9戦目は、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、松岡陽子の現場へGO!!記念（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、ふらんす食堂ここりこ3周年記念（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C23（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた14戦目は、山本智史誕生記念イソロク杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（11戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。