カレンダーマーチ（2005年生、母アルゼンチンスター）

カレンダーマーチ（2005年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カレンダー＋行進曲」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーエンブレム（当時6歳）と交配したアルゼンチンスターが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月2日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月31日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2300m 小雨/不良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月20日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、トーアヘンリーに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい17着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2十（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般B2十一（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、霜月賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般B2十二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は菅原俊吏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月3日、中4週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた12戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、祝健次郎・国子還暦祝い賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のスミノチェンタウロをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた14戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のツーハッスルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月31日、中1週で迎えた18戦目は、菜の花特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた19戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた20戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、れんげ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた22戦目は、しらゆり特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したユズリープに半馬身届かず2着となった。

9月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた25戦目は、ハーベスト賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエーシンハイテンスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

11月14日、中4週で迎えた26戦目は、ノベンバー特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた27戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月10日、中4週で迎えた28戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。