ペリコール（2013年生、母ダンスオブサロメ）

ペリコール（2013年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「喜歌劇『ラ・ペリコール』の登場人物」。毛色は栗毛。種牡馬のバトルプラン（当時8歳）と交配したダンスオブサロメが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

2月13日、デビュー戦は畑端省吾騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で畑端省吾騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月16日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で畑端省吾騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で畑端省吾騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑端省吾騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のラインルージュをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

12月19日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、金シャチけいば今年もあと3日（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシルバーゲイルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2017年）

6月3日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた10戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた11戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したハニージェイドに半馬身届かず2着となった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

11月25日、中4週で迎えた15戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5歳（2018年）

1月28日、中5週で迎えた17戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

2月24日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。