サザンラピッド（2020年生、母サザンレイスター）
Southern Rapid
2020.05.28
サザンラピッド（2020年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時9歳）と交配したサザンレイスターが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は浜口牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3四。
経歴
デビュー前
山田信大厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2022年）
10月27日、デビュー戦は篠谷葵騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず3着に敗れた。
11月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したクイーンオブドミノにアタマ差届かず2着に惜敗した。
12月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。
4歳（2024年）
1月17日、約13か月の休み明けで迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。
2月7日、中2週で迎えた5戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイントゥフリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3月8日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリスリターンに2馬身の差をつけて制した。
4月11日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2二三イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったマイネルグローリエにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
4月30日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2二三四イ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。
5月28日、中3週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬い!八幡平バイオレット記念（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。
6月27日、中3週で迎えた10戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、馬い!サンサンエッグ津田沼店（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウオウヴィーナスを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を手に入れた。
8月27日、中8週で迎えた11戦目は、馬い!魚沼シイタケ記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。
9月25日、中3週で迎えた12戦目は、祝!芝山はにわ国重要文化財登録記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
10月29日、中4週で迎えた13戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグランダルメをクビ差振り切って4勝目を奪取した。