アドマイヤヴィート（2004年生、母トキオタヒーチ）

アドマイヤヴィート（2004年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋速く（仏）」。毛色は青毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時6歳）と交配したトキオタヒーチが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦1勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって2,625万円で落札された。

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月3日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のレントゲンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月17日、中5週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

10月28日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4歳（2008年）

5月17日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリマンドリーダーに1馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

6月15日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、あじさい特別（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月28日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた6戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、なでしこ特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。