テイエムホープフル（2004年生、母ダンディゼット）

テイエムホープフル（2004年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋希望、期待」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時10歳）と交配したダンディゼットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地12戦1勝、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月24日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールデンシャインに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた3戦目は、2歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳500万下のポインセチア賞（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

3歳（2007年）

1月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（5戦1勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた7戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず16着に終わった。

2月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

9月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、黒川温泉旅館組合特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3 4（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターペスゲンズイから2馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた17戦目は、桃の花特設（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた20戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、穀雨特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーパッションをクビ差制して久しぶりに白星を挙げた。

6月24日、中4週で迎えた23戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月9日、中6週で迎えた24戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、喰堂特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、神楽酒造そば焼酎天照杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた27戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、富士通賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、フェアウェル特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた30戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C5（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた32戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月28日、中0週で迎えた35戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月12日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた37戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月9日、中0週で迎えた38戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に沈んだ。