マルノアサシン（2003年生、母マイディアガビー）

マルノアサシン（2003年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋暗殺者」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時10歳）と交配したマイディアガビーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）塚尾牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C4二。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月5日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた2戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2006年）

2月15日、中6週で迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の水晶山特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた5戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

6月1日、中5週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた8戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F1二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

12月20日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2007年）

1月24日、中4週で迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた13戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファームウィルを捕まえ切れず、3馬身半差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラガースマイルを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C5二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハイジノココロに6馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月21日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、最後はミサワソウルと並んで4着同着となった。

7月25日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた24戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のチェリーサウンドに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月16日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月13日、中1週で迎えた27戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月13日、約4か月の休み明けで迎えた32戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた34戦目は、4歳以上C4二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた35戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアイシングボーイをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

10月9日、中2週で迎えた37戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた39戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

12月9日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上C4二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた41戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6歳（2009年）

1月3日、中0週で迎えた42戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた43戦目は、4歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた44戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（13戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。