アオイビッグクイン（1994年生、母リュウジンスキー）

アオイビッグクイン（1994年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルバートロックス（当時13歳）と交配したリュウジンスキーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若林順一。戦績は、地方36戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のいさり火特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

佐藤義治厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（1996年）

10月1日、デビュー戦は橋尚也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は401kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた2戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中7週で迎えた3戦目は、山崎尋美騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

3歳（1997年）

1月15日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月26日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月18日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎尋美騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎尋美騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎尋美騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月28日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のグレースフルジンをハナ差制して待望の初白星を挙げた。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のスイートフラワー特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケージースイートからハナ差の2着となった。

10月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1998年）

4月12日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、新緑特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で白田日出夫騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では非凡な末脚を披露したが、4着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデ戦のジューンブライド特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で白田日出夫騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた19戦目は、さざなみ特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で白田日出夫騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で白田日出夫騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず最後はミヤサンヒカリと並んで3着同着となった。

7月24日、中2週で迎えた21戦目は、いさり火特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で白田日出夫騎手（9戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のミヤサンヒカリに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月8日、中1週で迎えた22戦目は、カノープス特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で白田日出夫騎手（10戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた23戦目は、アルビレオ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で白田日出夫騎手（11戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で白田日出夫騎手（12戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5歳（1999年）

3月1日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で白田日出夫騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた26戦目は、春分特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で白田日出夫騎手（14戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた27戦目は、獅子座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で白田日出夫騎手（15戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた28戦目は、こぐま座特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で白田日出夫騎手（16戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた29戦目は、荒川区特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で白田日出夫騎手（17戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月6日、中0週で迎えた30戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた32戦目は、夏霧特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタケデンアンナに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（18戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（19戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、最後はスマイルイチと並んで3着同着となった。

8月25日、中1週で迎えた35戦目は、デネブ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた36戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、フレンドシップジョッキー（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。