ダービールナ（1983年生、母ダービースター）

ダービールナ（1983年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシヤイニングナイト（当時12歳）と交配したダービースターが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は（有）ダービースタッド。戦績は、中央平地26戦2勝2着3回、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

鈴木勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

4月20日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。馬体重は512kg。鞍上は酒井健二騎手。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月3日、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したシービーハロウにクビ差届かず2着に甘んじた。

5月11日、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のアサクサステータスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月1日、4歳900万下の若鮎賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月15日、4歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は天間昭一騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

12月14日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

4歳（1987年）

1月10日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

1月24日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は酒井健二騎手。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月14日、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月8日、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月22日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹原啓二騎手。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月4日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4月19日、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、マルヨシーピーエルに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月3日、5歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のヒノクニレディに1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

5月10日、5歳以上400万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5歳（1988年）

8月13日、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井健二騎手。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月28日、4歳以上400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井健二騎手。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月11日、4歳以上400万下（新潟芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井健二騎手。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

9月25日、4歳以上400万下（新潟芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井健二騎手。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月8日、4歳以上400万下（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井健二騎手。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月23日、4歳以上400万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井健二騎手。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

11月5日、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は国兼正浩騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

11月19日、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国兼正浩騎手。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月11日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国兼正浩騎手。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

6歳（1989年）

1月20日、5歳以上400万下（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で国兼正浩騎手。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったモガミシンセイにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

5月29日、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月16日、八面山賞（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月4日、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月4日、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7歳（1990年）

1月4日、一般B（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は石川浩文騎手。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月21日、一般B（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は中西達也騎手。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月11日、一般B（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月25日、一般B（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、一般B（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月26日、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月14日、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のホコタゴルフに3馬身の差をつけて勝利した。

5月12日、ひばり特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月21日、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月27日、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。