イケプロテクター（2002年生、母オールダンシーズ）

イケプロテクター（2002年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時14歳）と交配したオールダンシーズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方17戦0勝。

経歴

デビュー前

土門一美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月6日、デビュー戦は荻野要騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4月10日、中4週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は荻野要騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

5月29日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月18日、中6週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた6戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月25日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で畑中信司騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で畑中信司騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた13戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（9戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4歳（2006年）

1月4日、中3週で迎えた17戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた19戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた20戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた21戦目は、3・4歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐原秀泰騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で佐原秀泰騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。