セイワリュウオー（1986年生、母アウトランホース）

セイワリュウオー（1986年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のトキノエイユウ（当時15歳）と交配したアウトランホースが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は千葉昭。戦績は、中央平地12戦0勝、地方22戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

7月30日、デビュー戦は藤原英幸騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

9月3日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月25日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で藤原英幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月19日、連闘で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で藤原英幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で町田俊夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で町田俊夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた11戦目は、津曲浩二騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

6月26日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月23日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた15戦目は、桑田晃騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノサトミから6馬身差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた17戦目は、胡本友晴騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた18戦目は、吉井勝宏騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本三郎騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は桑田晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤本三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（1990年）

1月7日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナニワプリンスからクビ差の2着に甘んじた。

2月4日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は胡本友晴騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオオミスズカゼに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月11日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（8戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は桑田晃騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（9戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（11戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤本三郎騎手（12戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は吉井勝宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（13戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリステイーヌから7馬身差の2着となった。