ゴーラン（1998年生、母Highland Gift）

ゴーラン（1998年2月24日）は、アイルランドで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSpectrum（当時6歳）と交配したHighland Giftが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外9戦4勝。2002年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(英・G1)に勝利した他、2001年の2000ギニーステークス(英・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（2000年）

9月7日、13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のClearing Iに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2001年）

5月5日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、3歳G1の2000ギニーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のTamburlaineに1馬身1/4の差をつけてG1初挑戦初制覇を成し遂げた。

6月9日、P.エデリー騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったGalileoから3馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、3歳G1のアイリッシュダービー（アイルランド・カラ芝2414m）に出走。鞍上はK.ファロン騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、3歳G2のニエル賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のAnabaa Blueに3/4馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを獲得した。

10月7日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でK.ファロン騎手（3戦2勝）。17頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に入った。

11月25日、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

4歳（2002年）

7月27日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上はK.ファロン騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のNayefをアタマ差制して2つ目のG1タイトルをゲットした。

8月20日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。鞍上は2戦連続でK.ファロン騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったNayefから半馬身差の2着に敗北した。

10月26日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・アーリントンパークオールウェザー2414m）に出走。鞍上は3戦連続でK.ファロン騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月24日、G1のジャパンカップ（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続でK.ファロン騎手（7戦3勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。