ルシナクィーン（2003年生、母エクボ）

ルシナクィーン（2003年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「田園の女神（ローマ神話）＋女王」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時14歳）と交配したエクボが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は加藤牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月9日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、レオアスカに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のキストゥヘヴンをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。