ワイルデンウーリー（2022年生、母Merino）

Wild 'n' Woolly

2022.04.25

ワイルデンウーリー（2022年4月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「活気に満ちた」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBernardini（当時19歳）と交配したMerinoが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月23日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のベビーズブレスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

8月3日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

9月13日、中5週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に敗れた。

10月19日、中4週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では非凡な末脚を披露したが、3着に終わった。