ブランドシック（1991年生、母ニシノパレス）

Brand Chic

1991.03.12

ブランドシック（1991年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマラキム（当時8歳）と交配したニシノパレスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

2月26日、デビュー戦は岩戸孝樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩戸孝樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた4戦目は、森安輝正騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月5日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森安輝正騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森安輝正騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森安輝正騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったリヴァーガールにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

8月21日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で森安輝正騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月4日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森安輝正騎手（5戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

10月9日、中4週で迎えた10戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。

11月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。