タガノグラジオラス（2020年生、母タガノグラマラス）

タガノグラジオラス（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+花名。花言葉が勝利より」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したタガノグラマラスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は有限会社新冠タガノファーム。

経歴

デビュー前

荒川義之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月29日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3歳（2023年）

2月19日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

6月8日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って4着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で城戸義政騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では余力が残っておらず18着に終わった。

2023年7月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月12日、中5週で迎えた5戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のダリア賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。