スノードーナツ（2014年生、母エフエロッチ）
Snow Donut
2014.05.24
スノードーナツ（2014年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冬の自然現象。雪まくり」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパイロ（当時9歳）と交配したエフエロッチが14歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は野島牧場。戦績は、中央平地24戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2018年の3歳以上500万下(牝)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、野島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ミルファームによって324万円で落札された。
石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2016年）
7月3日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。
7月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
8月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のタントミールに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
10月13日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に敗れた。
11月13日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
3歳（2017年）
1月8日、中7週で迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り 雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。
3月5日、中7週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（5戦1勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
3月12日、連闘で迎えた8戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
4月15日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（7戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず11着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。
5月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩部純二騎手（9戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。3着に入った。
7月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩部純二騎手（10戦1勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月20日、中2週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた14戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
9月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（11戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。11着に敗れた。
10月22日、中6週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月28日、連闘で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。17頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。
4歳（2018年）
2月13日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場を作れず17着に終わった。
4月29日、中8週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。14着に敗れた。
7月28日、約3か月の休養明けで迎えた22戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。
8月19日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（6戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスオーラをクビ差制して久方ぶりに勝ち星を挙げた。
10月20日、中8週で迎えた24戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。
10月28日、連闘で迎えた25戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に終わった。
5歳（2019年）
5月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた26戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。5着を確保した。
5月18日、中1週で迎えた27戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では見せ場を作れず18着に終わった。
8月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は杉原誠人騎手（7戦1勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月24日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（8戦1勝）。17頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月20日、中7週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（9戦1勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。14着に終わった。
6歳（2020年）
2月9日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（12戦1勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。
5月10日、約3か月の休養明けで迎えた32戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの邁進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。
8月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原隆一騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月17日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。16着に終わった。
10月24日、連闘で迎えた36戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田純次騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。
2020年10月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。