レッツサーパス（2001年生、母シネマスコープ）

レッツサーパス（2001年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「さあ！追い越せ」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時10歳）と交配したシネマスコープが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2004年のマイヤ特別(C2-1)。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月13日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

10月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、伸びてきたワンダーリッジ決め手に屈してクビ差の2着となった。

12月28日、中5週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2004年）

1月18日、中2週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたピュアインラヴ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

2月8日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

9月29日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツヘイローに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

5月21日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

5歳（2006年）

3月4日、約9か月半の休み明けで迎えた12戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。