リュウジョ（2007年生、母マスカットワイン）

リュウジョ（2007年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「柳絮。白い綿毛に包まれて風にのる柳の種子」。毛色は芦毛。種牡馬のスターリングローズ（当時10歳）と交配したマスカットワインが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

6月27日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

12月27日、中4週で迎えた6戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3歳（2010年）

6月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、応援ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、道の駅樹海ロード日高賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。