ナルシービー（1990年生、母ブルックタイザン）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

3月27日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は394kg。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着を確保した。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったザオーセイシュンに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月1日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったリアルナイスにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったスーパーシュウザンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユニコンファーストに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月19日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月17日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

4歳（1994年）

7月24日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田所秀孝騎手（11戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（12戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月17日、中2週で馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（13戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた19戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。