アイランドカネオー（1999年生、母アイランドビーナス）

Island Kane O

1999.02.27

アイランドカネオー（1999年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時8歳）と交配したアイランドビーナスが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アイランドファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月30日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ボストンパラダイスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

6月22日、中8週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモウメントに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月15日、中7週で迎えた5戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい18着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた6戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の松川浦特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。