セイエイ（2008年生、母ミルサジェス）
Seiei
2008.04.29
セイエイ（2008年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「精鋭」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時8歳）と交配したミルサジェスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信岡牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、中央障害27戦2勝、地方1戦0勝。2014年の東京ジャンプステークス(JG3)で3着に入った他、2013年の春麗ジャンプステークス(障害4歳以上オープン)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2010年）
9月18日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
10月9日、中2週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。
11月1日、中2週で迎えた3戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 曇/不良）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
11月14日、中1週で迎えた4戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。
12月12日、中3週で迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。
12月19日、連闘で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
3歳（2011年）
2月6日、中6週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。
2月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
3月6日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
4月17日、中5週で迎えた10戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。
5月18日、中3週で迎えた11戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
6月5日、中2週で迎えた12戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
6月12日、連闘で迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
7月3日、中2週で迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。
7月31日、中3週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
9月4日、中4週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大庭和弥騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。
12月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた17戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（2012年）
1月8日、中2週で迎えた18戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた19戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
2月25日、中3週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月7日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のロックバルーンに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
4月14日、連闘で迎えた23戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 雨/不良）に62kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で高野和馬騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月9日、中7週で迎えた24戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で高野和馬騎手（5戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月17日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で高野和馬騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月6日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で高野和馬騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月3日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で高野和馬騎手（8戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月1日、中3週で迎えた28戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で高野和馬騎手（9戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月22日、中2週で迎えた29戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で高野和馬騎手（10戦1勝）。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。9着に終わった。
5歳（2013年）
2月2日、中5週で迎えた30戦目は、春麗ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で高野和馬騎手（11戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロサンノウに3/4馬身の差をつけて2勝目を収める
3月3日、中3週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で高野和馬騎手（12戦2勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
4月13日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で高野和馬騎手（13戦2勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/稍重）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は14戦連続で高野和馬騎手（14戦2勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月17日、中4週で迎えた34戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高野和馬騎手（15戦2勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。
11月30日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高野和馬騎手（16戦2勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月21日、中2週で迎えた36戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で高野和馬騎手（17戦2勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（2014年）
1月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は18戦連続で高野和馬騎手（18戦2勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から32kg絞って迎えた38戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は19戦連続で高野和馬騎手（19戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月19日、中2週で迎えた39戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は20戦連続で高野和馬騎手（20戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月28日、中9週で迎えた40戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で高野和馬騎手（21戦2勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
10月13日、約3か月半の休養明けで迎えた41戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 小雨/良）に出走。鞍上は22戦連続で高野和馬騎手（22戦2勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。
11月30日、中6週で迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は23戦連続で高野和馬騎手（23戦2勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月20日、中2週で迎えた43戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は24戦連続で高野和馬騎手（24戦2勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。