クリノサンドラ（2002年生、母ピエールプレシユーズ）

クリノサンドラ（2002年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時14歳）と交配したピエールプレシユーズが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本俊博。戦績は、中央平地3戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2005年の一般D4-3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松本俊博から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、栗本博晴によって52.5万円で落札された。

内藤一雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

6月18日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

7月16日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、鈴木慶太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鈴木慶太騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

10月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のミラクルケープに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた5戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーバニヤンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。