シナノラビット（2022年生、母ビーナスライン）

Shinano Rabbit

2022.04.30

シナノラビット（2022年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時18歳）と交配したビーナスラインが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木戸口牧場。主な勝ち鞍は2024年の花鳥月夕賞 P未満( 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木戸口牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

佐藤博紀厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

7月26日、デビュー戦は佐野遥久騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は409kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐野遥久騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

9月4日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦の花鳥月夕賞 P未満（川崎ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐野遥久騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクニノエースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月8日、中4週で迎えた4戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

11月12日、中4週で迎えた5戦目は、2歳オープンのローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐野遥久騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。