マツシーザー（1986年生、母ケゴンカツプ）

Matsu Caesar

1986.05.08

マツシーザー（1986年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のイイオカスター（当時8歳）と交配したケゴンカツプが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は千葉 政男。戦績は、中央平地13戦0勝2着3回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

斎藤籌敬厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

8月21日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた3戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、岩城博俊騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩城博俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城博俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩城博俊騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3歳（1989年）

1月14日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩城博俊騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩城博俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したシャーマンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3月12日、中4週で迎えた12戦目は、菅野昭夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったパラダイスクインに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅野昭夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、エムディーケンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月5日、中9週で迎えた14戦目は、千場俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。