トモジャボーン（2013年生、母アジェンダ）

トモジャボーン（2013年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より＋生まれる」。毛色は青鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時13歳）と交配したアジェンダが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、中央平地12戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

2歳のとき、北光牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、吉冨学によって831.6万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

8月1日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

9月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

12月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

3歳（2016年）

2月13日、中6週で迎えた4戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入った。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のジェルミナーレをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

9月4日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

10月15日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（7戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（8戦1勝）。17頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。14着に終わった。

4歳（2017年）

2月25日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

4月27日、中8週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。