ラピュセル（2019年生、母サトノフラリッシュ）

La Pucelle

2019.05.22

ラピュセル（2019年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したサトノフラリッシュが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C3二。

経歴

デビュー前

新井隆太厩舎（兵庫）へ入厩。

3歳（2022年）

11月9日、デビュー戦は松木大地騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は475kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のメルズーガに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた2戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったハイチャレンジに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、クリスマスローズ賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったロストボールに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4歳（2023年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るスバラシイヒビを途轍もない末脚で半馬身差し切って2勝目を獲得した。

5月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったムーンガーデンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた7戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた8戦目は、山本屋太三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1870m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のロードヴォラーレに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

10月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本屋太三騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ライヴァルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C3（園田ダート1870m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本屋太三騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアマキニスタに約10馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月6日、中2週で迎えた11戦目は、C2二3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山本屋太三騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったアスタウンデッドにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。