アサヒヴィーナス（2001年生、母アサヒマーキュリー）

アサヒヴィーナス（2001年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋美の女神」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時11歳）と交配したアサヒマーキュリーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣一敏。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

加藤修甫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

9月21日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 雨/不良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフエルテフエルテに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中6週で迎えた2戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下のベゴニア賞（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。